世界情報:カナダ東部最大の港湾スト、貨物の圧迫がエスカレート

ストライキが間もなく到来する

紡績対外貿易企業も難しすぎる。

カナダ東部最大の港であるモントリオール港の埠頭労働者は今月3月21日からストを開始する。

モントリオール港埠頭労働者を代表する労働組合(Canadian Union of Public Employees)と海事雇用者協会(Maritime Employers Association)の間の契約交渉が障害に直面した。2月16日、労働組合はメンバーに契約交渉が中止されたことを通知し、60日間のスト任務に投票準備を行った。この港の労働契約は2018年末に満期になってから、双方はずっと争いの状態にある。

昨年夏から「対峙が工業行動に格上げされた」とし、港の大部分の業務が麻痺し、サプライチェーンが深刻に中断し、2カ月をかけて整理された。ストライキ休戦協定の有効期限は3月21日までだ。

3月21日の契約交渉が合意できなければ、埠頭労働者は2020年に貨物と大口商品のスループットが3500万トンの港でストを行う。カナダ政府はすでに双方に合意に達するための努力を求めており、カナダは「モントリオール港が同国で最も人口の多い地域に貨物を輸送する上で果たす核心的な役割をよく認識している」と指摘した。

昨年、モントリオール港(Port of Montreal)の埠頭労働者と検査員が一連の交代ストを行い、21隻のコンテナ船が他の港に転向せざるを得なかったが、8万個の20フィートのコンテナが放置されたり、道を変えたりした。

CIFFA執行役員ブルースロジャーズ(Bruce Rodgers)は「昨年8月の港湾ストから完全に回復していない。カナダ統計局のデータによると、そのストで卸売業者は6億カナダドル(合計4億7500万ドル)の販売損失を受けた。再ストはカナダ経済を苦境に陥れるだろう」と話した。

石油、化学肥料、鉄鉱石などの大口製品は、モントリオール港の貨物量の総トン数の63%を占めている。昨年、この港は160万個以上のコンテナを処理し、多くの中小企業がコンテナに依存して食品や紡績品などの貨物を輸送していた。

世界最大のコンテナ運送会社の1つであるハーバーロット(Hapag Lloyd)は、顧客への電子メールで、同社は3月21日の休戦期間前にモントリオールに代わる輸送方法を探し、可能な限り貨物の輸送ルートを変更することを奨励していると述べた。